テーマ別環境保全英単語集
このページでは、当サイト内の記事と関連する環境保全系英単語や複合語を掲載しています。
植林関連の英単語
植林は、afforestationやforestationが使われることが多いけれど、tree plantingやplantingも使用頻度は高いですね。tree plantingを使う学術論文もかなりみられます。特に熱帯雨林の復元の分野では、その傾向は顕著だと思います。個人的には、tree plantingが分かりやすくてイメージしやすいので好きだったりします。ちなみに、afforestationの反対語は、deforestationです。
植林に関連する用語を列挙してみます。
weeding(雑草の除去)。植林予定地は雑草などで覆われている場合が多々あるので、最初のステージとして必要です。また、植林後のメンテナンスでも必要な作業の1つです。
digging a hole(穴掘り)。苗木を植えるための穴堀りですね。機械で作業するとかなり楽です。樹種によって異なりますが、5、60cmくらい掘る場合があります。
fertilizer(肥料)。穴を掘った後に肥料を入れます。植える前に土壌と混ぜます。
seedling(苗木)。植林用の樹木や低木は、人間でいえばお子様の状態。苗木に該当する言葉がseedlingです。
mulching(根覆い)。植林後の苗木保護のために藁などを苗木の周りに敷き詰めるモノを「マルチ」といい、その作業をmulchingといいます。雑草の生育予防、土壌乾燥化予防、土壌温度の安定化などの効果が見込まれるようです。
watering(散水)。植林後に必要な作業です。園芸などでも植えた後には水をあげますよね。植林も同じです。不定期に、確実に散水してあげることが重要です。
re-planting(再植林)。reafforestationも使われますが、よりミクロな単位ではこちらを使うことが多いようです。植栽後の苗木の定着(定植)率は100%ではなく、数割程度枯死する場合もあります。その場合、枯れてしまった場所に苗木を植えなおす作業をいいます。
コリドー関連の英単語
コリドーは、やはり「corridor」が普通に使われますね。定義の部分で説明しましたが、形状(細長い)だけを意味する場合もあるので、「○○ corridor」という複合語で使われる場合が多いかもしれません。
具体的には、ecological ~(生態学的回廊)、riparian ~(河畔コリドー)、habitat ~(生息地コリドー)、remnant ~(残存林コリドー)、powerline ~(電力線コリドー)、roadside ~(ロードサイドコリドー)などです。また、機能を明確化するために、connecting(つなぐための)やdispersal(移動分散のための) のような複合語になる場合もあります。